「誕生石」は、12ヶ月の月にイメージした宝石を当てはめて、その月に生まれた人を守護してくれる石として祈りを込めたものです。

身につけることで幸運のお守りのようなパワーがあると伝えられていますが、そもそも誕生石はどのようにして生まれたのでしょうか？

一説によると、誕生石の元となったのは聖書と言われています。旧約聖書「エジプト記」に登場するイスラエルの司祭は、胸に当てるプレートに12個の宝石を装飾しています。この宝石が12ヶ月に振り分けられ、誕生石の起源になったと言われていますが、聖書は時代と共に解釈も移り変わり、誕生石の考え方・種類も世界中に枝分かれして広がっています。

現在、全国の誕生石に影響しているのは、1912年にアメリカの宝石業界が定めた誕生石の種類です。それをベースに、日本では1月がガーネット、2月はアメシスト、3月はサンゴ・アクアマリン、4月はダイヤモンド、5月はエメラルド・ジェイダイト、6月はパール・ムーンストーン…と定められています。

必ずしも、自分の月のものしか身につけてはいけない！というわけではありませんが、ジュエリーショップで何か自分用に購入したい場合は、誕生石で選んでみるのも楽しみがあって良いでしょう。

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